あなたの、、、
第1章 始まりと終わり
よーし!!俺は百合子にプロポーズする!!
セリナは驚いてケンに
ちょっと!やめなさいよ!はい、座って!ここはクラブじゃないのよ、高級クラブなの!
酔いに酔ったケンは
ハハハ!!俺を誰だと思っている?笑
セリナ!俺は今から百合子にプロポーズしてくる!結果を待ってろ!笑
他の客は金持ちばかりの経営者やら医者やらと品のある客ばかり
その空気もわかっていたケンだがそれほど抑えられない少し焦りの気持ちもあった
セリナは
ケン、、、やめたほうがいいよ、、、
女は勢いだけじゃ心なんて動かないよ
タバコをくわえ足を組みながらセリナに火をつけさせながら
フン!俺様を見くびるなよ!笑。セリナ、俺はどこに欠点がある?どっからどう見たって欠点がないだろ!まぁ、見てろ!
セリナは呆れながら
はいはいわかった。好きにすればいいじゃない。ただ、ひとつケンには大きな欠点がある
眉間をピクっとさせるケンは
な、なんだよ?
セリナは答えた
ケンは、、、モロい。笑。まぁ、わからないだろうけどね。笑
セリナはケンの肩を叩きながら
じゃあ、私そろそろ上がりだからまたね。笑
ケンは
ち、ちょい待てよ!な、何が?この俺の何がモロいんだよ!?お、おい!セリナ!!
妖艶な後ろ姿を魅せながらセリナは店内の奥に消えていった、、、
ボーイがすかさず
ケン様、、、誰を指名いたしましょうか?
ケンはくわえたタバコを投げ捨て
いや、、、もういい!また出直す、、、
席を立ち上がり店の出口へ向かった
ボーイもケンを出口までエスコートする
スタッフにタクシーを拾わせてクラブを後にした、、、
次の日、、、
シュウは
仕事の休憩にいつもの定食屋にで昼食をとっていた、、、
はーい、シュウさん、トンカツ定食だよー!笑。
いつも笑顔の絶えない定食屋の看板娘マイが
あれー!?シュウさん、今日なんか変だよー!笑。どうしちゃったの?そんな真剣な顔して。笑。似合わないから、やめたら?笑