
わたしの彼氏
第1章 No.1
「あっ!そっか!!」
涼はなるほど!!と大きく頷いた
勇二はまたため息をつきながら
「まぁ、大体お前らがどこにいるかわかったから。今からお前ら迎えに行ってやるから待っとけよ」
「お願いします!勇二さん!」
私と涼はスマホの前で一礼した
住宅街ということもあり
周りのみなさんの視線がとても痛かった…
「へいへい」
勇二の適当な返事を最後に電話が切れた
よかった…けどあの地図ほんとどうかしてると思う…
でも、これで一安心だ!!
よかったよかった!
自然と笑顔になり
「勇二にほんと感謝だね〜」
と私は近くの塀にもたれかかった
「ほんとほんと!助かったぁ〜」
涼のいつものような子供みたいな無邪気な笑顔に癒やされる
けど、さっき一瞬、ほんの一瞬だけ涼の顔が
歪んでた気がする
悲しそうな顔
時々だけど涼のそういう顔を見る
その度に気のせいだと思っていたけれど…
改めてジーッと涼の顔を見つめてみる
「みかっち??」
首を傾げてこちらを見てくる涼の目は
いつもと同じに見える
やっぱり私の気のせいかな
涼はなるほど!!と大きく頷いた
勇二はまたため息をつきながら
「まぁ、大体お前らがどこにいるかわかったから。今からお前ら迎えに行ってやるから待っとけよ」
「お願いします!勇二さん!」
私と涼はスマホの前で一礼した
住宅街ということもあり
周りのみなさんの視線がとても痛かった…
「へいへい」
勇二の適当な返事を最後に電話が切れた
よかった…けどあの地図ほんとどうかしてると思う…
でも、これで一安心だ!!
よかったよかった!
自然と笑顔になり
「勇二にほんと感謝だね〜」
と私は近くの塀にもたれかかった
「ほんとほんと!助かったぁ〜」
涼のいつものような子供みたいな無邪気な笑顔に癒やされる
けど、さっき一瞬、ほんの一瞬だけ涼の顔が
歪んでた気がする
悲しそうな顔
時々だけど涼のそういう顔を見る
その度に気のせいだと思っていたけれど…
改めてジーッと涼の顔を見つめてみる
「みかっち??」
首を傾げてこちらを見てくる涼の目は
いつもと同じに見える
やっぱり私の気のせいかな
