信じて......?
第1章 *出会い.別れ.また出会う
「「「...は?」」」
皆がポカーンとしている。
時埜さんと香我以外だけど。
「時埜先生、席座っていい?」
「先生って、あぁ、座れ。」
先生って言われたことに、照れてるー。
「先生、顔真っ赤だよー。」
「そ、そんなこと、な、ないぞ?」
「そっかー。」
笑いながら席についた。
一度も香我と、目を合わせなかった。
香我に見られてることはめっちゃわかる。
だって、視線が痛いんだもん。
しかも、誰かにLINEしてるっぽいし。
あれだ、昼休み捕まるパターンだ。
逃げる口実作らないと。