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魅桜side

♪ラーララーララーラーン

「ん、うるさ...。」

カシャ

「魅桜ー？そろそろ起きてー？」

「まだ...寝るぅ...。」

「だーめ！もう、放課後だよー。買えろ？」

...え？

「今、何て...？」

「だからー、もう放課後なの！」

「えっ！？授業は！？」

「終わったよ？さ、帰ろ帰ろー。」

達哉さんに腕を引かれ、部屋を出る。

私の帰る準備も済ませていたらしい。

達哉さんの肩には、私のスクバがかけられていた。