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信じて......?

第1章 *出会い.別れ.また出会う




一人で寂しかったのかな。

最近は、魅桜に会ってなかったし。

親も、長い間海外だしなー。

家に今、一人だし。

あんなに広い家に。

魅桜の家はとにかくデカイ。

この高校の倍以上。

あんなところに一人とか...。

考えてたら胸が苦しくなってきた俺。

そんな俺とは逆に、俺を抱きしめて眠る魅桜は、気持ちよさそうに寝息をたてている。

そんな魅桜の頭を撫で、そっと胸に抱きよせ、また眠りにつく。

「おやすみ、魅桜...。」

静かに呟いた。

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