いつか晴れたら・・・
第2章 第2章…メールと夜中の電話
電話もするようになった。
夜中、家族が寝静まった時間。家の固定電話から彼の携帯電話へと電話をする。
1回電話をすると、なんてこのない日常のこと、お互いの今までの楽しかった経験など…それだけなのに何時間も話した。
気が付くといつも外はもう明るくなりかけていて、寝不足になる日々…。
そでもよかった…
彼と同じ時価間を過ごせるなら…
ある日、母から
「電話代がすごいことになってるんだけど…。」
と怒られた。
「ごめんなさい。気を付けます。」
とその場しのぎ。
少しだけ電話する回数は減ったけども、それでも話ができるときは時間の許す限り話した。
甘い甘い電話が心地よくて大好きだった。
そして、1か月経つか経たないかのころ。
その日も真夜中の電話…
彩は心地よい彼の声を聴きながらうとうとしていた。
その瞬間突然、沈黙が流れた。
あっ、お互いに好きなんだ。気持ちがつながってる。
そう自然と感じてしまった。
好きがつながるってこういうことなんだ。
初めての感覚だった。
自分の好きな人が、自分のことを好きだと言葉がなくてもわかる。
うとうと半分夢見心地だったが、今「好き」って言わなきゃ。
そう思った。こんな気持ちになれるこの人と恋人になりたい。
気づいたら口にしていた。
「好きです。」
「・・・・・・・」
「もう、俺から言おうと思ってたのに。今度会った時にちゃんと直接言うつもりだったから我慢してたのに、先に言っちゃうんだもんな。」
「うっ…ごめんなさい。」
でも嬉しいごめんなさいだった。
彼なりに私への思いをどう伝えるか考えてくれていたなんて嬉しすぎる。
「今は言わないよ。会ったときにちゃんと言うからね。」
そう彼は2週間後私の高校がある街に泊りで遊びに来てくれることになっている。
「わかった。楽しみにしてるね。」
生まれて初めて好きな人と心がつながった最高の夜だった。
夜中、家族が寝静まった時間。家の固定電話から彼の携帯電話へと電話をする。
1回電話をすると、なんてこのない日常のこと、お互いの今までの楽しかった経験など…それだけなのに何時間も話した。
気が付くといつも外はもう明るくなりかけていて、寝不足になる日々…。
そでもよかった…
彼と同じ時価間を過ごせるなら…
ある日、母から
「電話代がすごいことになってるんだけど…。」
と怒られた。
「ごめんなさい。気を付けます。」
とその場しのぎ。
少しだけ電話する回数は減ったけども、それでも話ができるときは時間の許す限り話した。
甘い甘い電話が心地よくて大好きだった。
そして、1か月経つか経たないかのころ。
その日も真夜中の電話…
彩は心地よい彼の声を聴きながらうとうとしていた。
その瞬間突然、沈黙が流れた。
あっ、お互いに好きなんだ。気持ちがつながってる。
そう自然と感じてしまった。
好きがつながるってこういうことなんだ。
初めての感覚だった。
自分の好きな人が、自分のことを好きだと言葉がなくてもわかる。
うとうと半分夢見心地だったが、今「好き」って言わなきゃ。
そう思った。こんな気持ちになれるこの人と恋人になりたい。
気づいたら口にしていた。
「好きです。」
「・・・・・・・」
「もう、俺から言おうと思ってたのに。今度会った時にちゃんと直接言うつもりだったから我慢してたのに、先に言っちゃうんだもんな。」
「うっ…ごめんなさい。」
でも嬉しいごめんなさいだった。
彼なりに私への思いをどう伝えるか考えてくれていたなんて嬉しすぎる。
「今は言わないよ。会ったときにちゃんと言うからね。」
そう彼は2週間後私の高校がある街に泊りで遊びに来てくれることになっている。
「わかった。楽しみにしてるね。」
生まれて初めて好きな人と心がつながった最高の夜だった。