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第23章 ジェットコースター・ラブ by ガーベラ♡
「今日は転校生を紹介しま~す」
「櫻井翔です。よろしくお願いします。」
俺は、一番後ろの席で、
ぼんやりと外を見てた。
すると突然、
「二宮くん?よろしくね」
「....」
先生が、俺の隣の空いた席に、
行くように言ったらしい。
教科書も見せてもらえと。
....何て、綺麗な顔しているんだ..
思わず見惚れていた俺に、
彼は、大きなドングリみたいな目を細めて、
「僕の顔に、なんか、付いてる?」
と言った。
「えっ??いや..ないよ..
ついてない..」
俺は慌てて、教科書に視線を戻した。
ちょっとだけ触れている肩が、
どうしてか、異常に熱くて、
..変だった。
頭がよくて、スポーツもできて、
明るい彼は、
瞬く間にクラスの人気者になった。
「ニノ~、一緒に帰ろうよ。」
その人気者は、なぜか妙に俺に懐いていて、
彼の取り巻きの女子からは、
ちょっとやっかみの目で見られていた。
「女子に誘われてたじゃん!いいの?」
そう聞くと、
「女の子、苦手なんだよ.…」と笑った。
俺より小柄で、声変わりもまだの翔くんは、
その辺の女の子よりも可愛かった。
「櫻井翔です。よろしくお願いします。」
俺は、一番後ろの席で、
ぼんやりと外を見てた。
すると突然、
「二宮くん?よろしくね」
「....」
先生が、俺の隣の空いた席に、
行くように言ったらしい。
教科書も見せてもらえと。
....何て、綺麗な顔しているんだ..
思わず見惚れていた俺に、
彼は、大きなドングリみたいな目を細めて、
「僕の顔に、なんか、付いてる?」
と言った。
「えっ??いや..ないよ..
ついてない..」
俺は慌てて、教科書に視線を戻した。
ちょっとだけ触れている肩が、
どうしてか、異常に熱くて、
..変だった。
頭がよくて、スポーツもできて、
明るい彼は、
瞬く間にクラスの人気者になった。
「ニノ~、一緒に帰ろうよ。」
その人気者は、なぜか妙に俺に懐いていて、
彼の取り巻きの女子からは、
ちょっとやっかみの目で見られていた。
「女子に誘われてたじゃん!いいの?」
そう聞くと、
「女の子、苦手なんだよ.…」と笑った。
俺より小柄で、声変わりもまだの翔くんは、
その辺の女の子よりも可愛かった。