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第32章 quirk of fate by みきちん





木枯らし一号が吹いた日、
俺は煙突を眺めていた。

風が強くて煙はかき消される。

天に行くのを拒んでいるかのように。

大丈夫……

俺が天国へ連れてってあげるから
少しの間、待ってて。



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