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第37章 ミルクティーが結ぶ恋 by ガーベラ♡


翌日。

潤がニヤニヤしながら近寄ってきて、

「昨日、どうだった?」
と聞いてきた。

潤が言うには、相葉先輩に頼まれて、
大野先輩と潤は、わざと来なかったらしく。

全ては、相葉先輩が、
仕組んだこと、だと。

「付き合っちゃえよ!その辺の女子より
美人だよ、相葉先輩♪」


...お前に言われなくても、
もう付き合うことにしたし❤

それに、実は、もう、彼のバージン、
夕べのうちに、いただいちゃったから///

潤に言うと、騒ぐから、
絶対に言わないけどね。



そこへ...

「ニノ~♪」

「あっ、まっ..雅紀」
やべっ///赤くなった、俺。

潤が、瞬きもしないで俺たちを見てる。


分かちゃった..よね?

「はい、これ買っといたよ♪」

そう言って、先輩は俺の手に
ミルクティーの缶を握らせた。

「雅紀..のは?」

「一緒に、飲も❤」

赤くなった俺の腕をとって、歩き出す相葉先輩。

固まっている潤は置いて、
俺たちは中庭に向かった。

思えば、
この缶から始まったんだった。


甘ったるい、恋の味。
『ミルクティー』

ありがと。
雅紀に出合わせてくれて。


end


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