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第39章 あまふゆ。 by きぃな


雅紀が吐き出した熱を飲み下すと、呼吸の上がるその胸に身体を預ける

その鼓動に耳を傾けていたら、いつの間にか雅紀の胸で眠りに落ちていた


相「んん…っ、かず、重いぃ~」

その声でふと目を覚ます

「あ、ゴメンっ、気持ち良くなっちゃって…」
相「いいよ、俺も気持ち良くしてもらったし」
「確かに……って」

二人顔を見合わせて笑う

相「ねぇ……くっついてるとあったかいね」
「うん…今年の冬は、ずっとくっついてようか」

嬉しそうに雅紀が笑う

相「雪…積もるかなぁ」
「…どうだろうね」

雅紀と一緒に過ごす初めての冬……

相「かず…」
「ん~?」

結局俺は雅紀の上に重なったままで、その顔を覗き込む

相「鍋であったまったり、二人でくっついたりさ…」
「うん」
相「俺たちの冬を始めよう…ね」

俺はふふっと笑みを返す
今年は雅紀と一緒に、あったかい冬を過ごせそうだ

「……じゃ、さっきの続きから始めよっか♡」
相「え、ちょっ、待っ、あぁ…っ」

まずは手始めに身体のナカから
あっためてあ・げ・る♡


ーお・わ・れ♡ー

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