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第43章 Blue Rose by millie
ロンドンの中心にあるピカデリーサーカス。
シンボルの像の下に座って待ち続ける…。
来るという確証もないのに…。
空は薄曇り。
寒いけど乾燥してるから雪は降らないって翔兄が言ってた。
X'masイルミネーションが綺麗な街。
でもイブの今夜、人通りは多くない。
日が落ちて寒くなってきた。
首もとの青いマフラーをきつめに巻き直す。
寒さが苦手な僕に潤兄がくれたオシャレなマフラーは手袋とお揃い。
にぃ達の優しさに包まれてる気分になる。
ねぇ、覚えてる?
いなくなる前に言ってたこと。
『俺ね、プロポーズはここでクリスマスイブにしたいの』
手元の写真を指した君。
『海外じゃクリスマスは家族で過ごすんだって。
俺の誕生日、イブじゃん?
その日にブロポーズして翌日を家族として過ごしたら最高じゃない?』
君は誰を思ってそう言ったの?
3年間、君のことを忘れようとしたけど忘れられなかった。
もし今日、ここで逢えたら…僕の想いを伝えていい?
ダメなら、今度こそ忘れるから…。
シンボルの像の下に座って待ち続ける…。
来るという確証もないのに…。
空は薄曇り。
寒いけど乾燥してるから雪は降らないって翔兄が言ってた。
X'masイルミネーションが綺麗な街。
でもイブの今夜、人通りは多くない。
日が落ちて寒くなってきた。
首もとの青いマフラーをきつめに巻き直す。
寒さが苦手な僕に潤兄がくれたオシャレなマフラーは手袋とお揃い。
にぃ達の優しさに包まれてる気分になる。
ねぇ、覚えてる?
いなくなる前に言ってたこと。
『俺ね、プロポーズはここでクリスマスイブにしたいの』
手元の写真を指した君。
『海外じゃクリスマスは家族で過ごすんだって。
俺の誕生日、イブじゃん?
その日にブロポーズして翌日を家族として過ごしたら最高じゃない?』
君は誰を思ってそう言ったの?
3年間、君のことを忘れようとしたけど忘れられなかった。
もし今日、ここで逢えたら…僕の想いを伝えていい?
ダメなら、今度こそ忘れるから…。