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Welcome to our party

第43章 Blue Rose by millie

雅紀は翔兄の同級生で僕のことは生まれたときから知ってる。
僕にとってはもう一人の兄の様な存在だった。

僕とは違って華やかでカッコいい3人。

翔兄とは6歳、潤兄とは5歳違いの僕は二人に溺愛されている。

トロくて地味な僕のお世話をするために僕がにぃ達を独占するのはおかしいと、よくよく考えれば理不尽な理由で女子達に散々苛められた。

そんな僕を助けてくれたのはまー君だった。

弟の和君と協力して騒ぎ立てる女子達をにぃ達と一人ずつ黙らせた。

ヒーローが恋人になったのは僕が大学生になった頃。

その頃、和は翔兄と潤兄と付き合い始めてた。

よくわからないけどいつの間にかそういうことになってたらしい。

そんなにぃ達だから僕が雅紀の恋人になってもなんにも言わなかった。
むしろ喜んでたぐらいだ。

僕も嬉しかった。
まー君とずっと一緒にいられると思ってたのに…。

3年前の僕の誕生日。
お祝いしてくれたホテルで散々啼かされて身体中に愛を刻んでくれた。
意識が飛ぶほどイカサれて…気がついた時には雅紀はいなくなってた。

天国から地獄に叩き落とされた僕。
訳がわからずひたすら泣いた。

迎えに来たにぃ達は僕の涙を拭きながら教えてくれた。

雅紀は夢だったフラワーデザイナーになるためにロンドンに行ったと…。

それからまー君とは音信不通…。

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