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Welcome to our party

第43章 Blue Rose by millie

真っ白になるまでまー君に満たされて迎えた朝。

身体は綺麗に浄められ隣には大好きな人の体温がある。

こんな幸せな朝が来るとは思わなかった。

不意に腕が伸びてきて抱きすくめられる。

「おはよ、さと」
「おはよう、まー君」

二人で笑いあった。

「このバラ…綺麗」

まー君がくれた薔薇は青い薔薇。

「それね、アプローズ<喝采>ってやつで最近開発された薔薇なの。

青薔薇は不可能っていわれてたんだけどね?
花言葉は【夢かなう】なんだ。

俺の夢、全部叶った!
ありがとう、智」

ぎゅぅって抱き締められて心が充たされる。

「あっ」

小さい箱の存在を思い出す。

「なにそれ?」

「和から貰ったの」

中にはプラチナのペアリング。
お互いの薬指に嵌めた。

その姿を写真に撮ってにぃ達に送った。

僕からのクリスマスプレゼント。

僕、まー君とロンドンで生きていくよ。

<END>

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