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第48章 友恋 by みきちん
クリスマスも終わりを告げた12月26日
「雅紀、誕生日おめでとう!」
「ありがとう」
俺たちは羊羮を食べながら、
温かい緑茶を啜る。
毎年なぜか、和菓子でお祝いする。
でも、ポテチだけは欠かせない。
「何か毎年、恒例だね」
「だって、毎年家族以外で
祝ってくれるの智だけだもん」
俺の誕生日は12月24日
クリスマスイブだ。
浮かれやがって……
ここは日本だっつーの。
いい思い出なんて何もない。
小さい頃は、
なんで誕生日とクリスマスのお祝いを
一緒にするのって泣いてたな……
単純にケーキを
2回食いたかっただけなんだけど。
現在、高校三年生の俺。
彼女の一人や二人出来たこともあった。
その度に、
『今年のクリスマスどうする?』
『私、プレゼントこれが欲しい』
おいおい、
その前に俺の誕生日あるの知ってる?
そもそも、何でクリスマスに男が女に
プレゼントをあげないといけないんだ?
その前に好きな彼氏の誕生日のお祝いを
しようってなんで思わないんだって……
我ながら捻くれた性格だ。
「雅紀、誕生日おめでとう!」
「ありがとう」
俺たちは羊羮を食べながら、
温かい緑茶を啜る。
毎年なぜか、和菓子でお祝いする。
でも、ポテチだけは欠かせない。
「何か毎年、恒例だね」
「だって、毎年家族以外で
祝ってくれるの智だけだもん」
俺の誕生日は12月24日
クリスマスイブだ。
浮かれやがって……
ここは日本だっつーの。
いい思い出なんて何もない。
小さい頃は、
なんで誕生日とクリスマスのお祝いを
一緒にするのって泣いてたな……
単純にケーキを
2回食いたかっただけなんだけど。
現在、高校三年生の俺。
彼女の一人や二人出来たこともあった。
その度に、
『今年のクリスマスどうする?』
『私、プレゼントこれが欲しい』
おいおい、
その前に俺の誕生日あるの知ってる?
そもそも、何でクリスマスに男が女に
プレゼントをあげないといけないんだ?
その前に好きな彼氏の誕生日のお祝いを
しようってなんで思わないんだって……
我ながら捻くれた性格だ。