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第55章 禁断の果実 by みきちん
成田空港から4時間半。
到着したのはパラオ国際空港。
外はもう真っ暗。
日本人はいなさそうなので
サングラスを外す。
「潤、待ってよ」
翔が大きなボストンバックを
持って走ってきた。
翔のサングラスを外し
入り口で貰った花を耳の上に飾る。
「可愛いね、翔」
耳まで真っ赤にしている翔が
本当に可愛くて……
抱きしめたい気持ちをグッと抑え、
翔の手を握る。
「大丈夫?」
「暗いからバレないよ」
俺の言葉を聞いて
手を握り返してくれた。
手配していた送迎車に乗って
ホテルに向かう。
チェックインを済まし、部屋に向かう。
ホテルを抜けると海に橋が架かり
水上コテージが並んでいた。
広い部屋を散策した後、
テラスに二人で立った。
一面に広がる海。
心地いい海風が注ぐ。
「うわぁー、凄い……」
「でしょ?気に入った?」
「もちろん、嬉しい」
「今は暗くて見えないけど、
景色も綺麗らしいよ」
「早く、朝にならないかな」
「俺との過ごす夜、
そんなに早く過ぎてほしいの?」
「それは、嫌だ……
ずっと一緒にいたいな……」
「大丈夫、寝かせないから」
到着したのはパラオ国際空港。
外はもう真っ暗。
日本人はいなさそうなので
サングラスを外す。
「潤、待ってよ」
翔が大きなボストンバックを
持って走ってきた。
翔のサングラスを外し
入り口で貰った花を耳の上に飾る。
「可愛いね、翔」
耳まで真っ赤にしている翔が
本当に可愛くて……
抱きしめたい気持ちをグッと抑え、
翔の手を握る。
「大丈夫?」
「暗いからバレないよ」
俺の言葉を聞いて
手を握り返してくれた。
手配していた送迎車に乗って
ホテルに向かう。
チェックインを済まし、部屋に向かう。
ホテルを抜けると海に橋が架かり
水上コテージが並んでいた。
広い部屋を散策した後、
テラスに二人で立った。
一面に広がる海。
心地いい海風が注ぐ。
「うわぁー、凄い……」
「でしょ?気に入った?」
「もちろん、嬉しい」
「今は暗くて見えないけど、
景色も綺麗らしいよ」
「早く、朝にならないかな」
「俺との過ごす夜、
そんなに早く過ぎてほしいの?」
「それは、嫌だ……
ずっと一緒にいたいな……」
「大丈夫、寝かせないから」