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第67章 Home Doctor by つぎこ








狂おしく腰を進める潤。

何度も抉られ、熱を吐き出し、それでもまだ…。

何度も何度も…。


そして最後の熱を吐き出すと、繋がったまま、俺に覆い被さってきた。


「…潤?」

…。

潤は、チカラ尽きたみたいに眠っていた。

今度は俺が、その身体を抱きしめると、まだ俺のナカにいる潤の余韻に浸った。



潤の満たされたような、穏やかな寝顔。

その顔を見ているだけで、俺も満たされてくる。

身もココロも、満たされる。



あれ?

俺って、足りてなかったんだっけ…。

そうなんだっけ?


煩雑な生活の中で、自分でも気付かないうちに、消耗していたのかも…。


もしかして、潤は、気付いてた?

だから俺のために、チカラ尽きるまで?


…。

うっかりしてた。

潤だって、お医者さん、だったんだ。





オトナな俺らの、ココロの風邪。


そんな俺らの特効薬。

それは、たっぷり栄養とって、しっかり寝るコト…。







END

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