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第69章 ホライズン by のさまじょ・ガーベラ♡・millie

「あっ…潤っ、だめぇっ…」

「なにがダメなんだよ…こんなにトロトロにしといて…」

「いやっ…も、キツイ…」

「足りない…まだ足りないよ…和也」

「潤…も、お願い…」

「だめだ…欲しい…」


好きで好きで。

毎日我慢できない。

こうやってバスルームまでも、和也を求めてしまう。


「潤…なんでえ…?さっきもいっぱいシたでしょう…?」

バスルームの壁に手を付かせて、尻をこちらに突き出させている。

後ろに指を突っ込んで、さっきの情事の残滓を掻きだしていたら、また欲しくなった。

出しっぱなしにしたシャワーの音が煩い。

「お願いっ…も、足に力、入んない…」

無言で和也の腹に手を回して身体を支えた。

すぐに和也の体重が腕にかかる。

「これならいいだろ…?」

「ダメだって…潤、のぼせる…」

ぐいっと身体を引き寄せて起こした。

驚いた顔の和也の顎を引き寄せ、強引に唇を重ねた。

「んっ…じゅっ…」

水滴の滴る壁に和也の背中を押し付け、両腕を壁に押さえつけた。



「俺に逆上せてりゃいいだろ…」



呟いたら、和也は潤んだ目を俺に向けた。

「バカ…」

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