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第8章 夢か現か by奏
「コンビニにあったよ。
レトルトでごめんね?」
あくまで優しい大野さんに、
…涙止まらない。
「お、おのさ…ごめ、ん…っ」
「え…、え?どうしたの?」
「だって、俺…、
我儘言って、忘れるなんて…」
「あー…、あはは」
ボロボロ泣く俺の頭を、
ぽんぽんってして、
「でも、俺が帰るまで、
こんなに泣いてたんでしょ?」
涙で濡れた大野さんの枕を、
すっと撫でると、
「怒れるわけないよ」
照れたように笑いながら、
そっとまた寝かされて、
優しく髪を撫でたその手が、
頬に添えられると、
唇が重なる。
「…はあ、大野、さ…」
「心配しなくても、
俺の帰る場所は、ここだけだから」
「…う、ん…」
「俺のこと、好き?」
首を傾げて、
急に尋ねる、大野さん。
…その、
優しい眼差しも、声も、
俺を撫でる手の温かさも、
全部全部、
「好き…!」
途端に抱き締められて、
「離さない、ニノ…」
「…んあ、大野、さ…っ」
-我儘は程々にするから、
これからも、
傍にいて、離さないでね。
…大野さん、大好き…
レトルトでごめんね?」
あくまで優しい大野さんに、
…涙止まらない。
「お、おのさ…ごめ、ん…っ」
「え…、え?どうしたの?」
「だって、俺…、
我儘言って、忘れるなんて…」
「あー…、あはは」
ボロボロ泣く俺の頭を、
ぽんぽんってして、
「でも、俺が帰るまで、
こんなに泣いてたんでしょ?」
涙で濡れた大野さんの枕を、
すっと撫でると、
「怒れるわけないよ」
照れたように笑いながら、
そっとまた寝かされて、
優しく髪を撫でたその手が、
頬に添えられると、
唇が重なる。
「…はあ、大野、さ…」
「心配しなくても、
俺の帰る場所は、ここだけだから」
「…う、ん…」
「俺のこと、好き?」
首を傾げて、
急に尋ねる、大野さん。
…その、
優しい眼差しも、声も、
俺を撫でる手の温かさも、
全部全部、
「好き…!」
途端に抱き締められて、
「離さない、ニノ…」
「…んあ、大野、さ…っ」
-我儘は程々にするから、
これからも、
傍にいて、離さないでね。
…大野さん、大好き…