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センチメンタルメモリー

第7章 夜蝶


「はやめに上がらせてもらうんで大丈夫です」

「よかった〜」


しばらくして椿さんに話を通してはやめに上がらせてもらった。

「椿姫ちゃん、どこ行く?」

店を出て柳瀬さんの隣を歩く。
はたから見ればカップルのようだ。

今は11:30を過ぎている。
やっている店は限られてくる。

「どこかで飲みます?」

「え〜?椿姫ちゃんのお店で飲んだのに〜?」

そんなことを言いながら柳瀬さんは笑った。

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