
腹黒ドS王子の愛する人
第20章 初デビューなのですが。
「えっと、それって......」
あの封筒は前に渡した今度の会議の資料だよな。
多分聡はもう全部目を通してるはず。
「友喜、それって.....」
同じことを思ったのか聡が気まずそうに声を掛ける。
下手なこと言うなよ。ここで泣かせようもんなら今度は俺がお前の首を蹴るぞ。
最初は俺たちの空気にキョトンとしていた友喜くんも事情を察したのか一瞬ハッとした顔をして頭を下げた。
「ご、ごめんなさい。俺の勘違いですね.....
帰ります。本当に失礼しましたっ....」
「えっ、ちょっ!友喜っ」
バタンとドアが閉まり友喜くんの背中が見えなくなる。
あの封筒は前に渡した今度の会議の資料だよな。
多分聡はもう全部目を通してるはず。
「友喜、それって.....」
同じことを思ったのか聡が気まずそうに声を掛ける。
下手なこと言うなよ。ここで泣かせようもんなら今度は俺がお前の首を蹴るぞ。
最初は俺たちの空気にキョトンとしていた友喜くんも事情を察したのか一瞬ハッとした顔をして頭を下げた。
「ご、ごめんなさい。俺の勘違いですね.....
帰ります。本当に失礼しましたっ....」
「えっ、ちょっ!友喜っ」
バタンとドアが閉まり友喜くんの背中が見えなくなる。
