テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人

第4章 熱

葵side





結局俺たちが起きたのは昼過ぎだった。







「朝早く見舞いにきてよかった。」


「そうだな、お陰で治ったわ。」





そう、俺を抱いたら治るという言葉通りこいつはほんとに風邪を治しやがった。
俺のことなんだと思ってんだ!





「もう、することねーけどゆっくりしてけ。」
「うん。悪い。」



無駄に広い部屋のなかにある白いソファーに座る。
おっ、フカフカで気持ちいい!
あまりの気持ちよさに思わず寝転ぶ。


「きもちー.ここ落ち着く。」

「ん?じゃぁ今度からそこでヤル?」


「ちげえええ!!なんでそうなるんだよ!」

まったく、こいつほんとヤルことしか考えてねーな!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ