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蒼い月

第2章 その名は飛燕

経済産業省 事務次官室。


比較的大きな扉ではあるが、まあ普通だな


俺はかまわずノック無しでドアを開けた


部屋の中には2人いた


「何だね君は?」


デスクの傍らに立つ細身の男が銀縁眼鏡の陰険そうな細い目をこちらにむける

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