無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「あ、タオル敷くの忘れてた。後片付けは頼んだよ。でも、服は着ないでこれだけ着ろ。」

と私にエプロンを渡して来た。
そのエプロンは他の女の人が着ていたらしく、少し汚れている。

「タオルは向こうの脱衣室にあるから。んで、オレは大学の課題やってるから、終わったらオレの部屋に来いよ。」

「…はい。」

彼の私への扱いが荒くなった。
当然、彼への信頼も薄れた。

今、脳裏に浮かぶ彼の印象は二言で…

“最低”

ここから私の地獄のような日々が始まった気がした。