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家政婦ノオシゴト

第7章 亀裂

「いや~、あの慌てっぷりはビデオにでも撮っておきたかった。」

茉莉華が帰った後も、オレはしばらく腹が痛くなるほど笑っていた。

実は、俺もキスマークを付けるまでは意識はあったが、途中からは何が起きたのかはうっすらとしか思い出せなかった。

力を使い果たした時に寝たのだろう。
まだ力が完全に回復していないためだ。


俺はズボンを履いて、Yシャツを着、洗面所へ顔を洗いに行った。

軽く洗った直後に、呼鈴が鳴った。

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