テキストサイズ

家政婦ノオシゴト

第7章 亀裂

「はーい」

何だ?茉莉華の奴、忘れ物か?


期待してドアを開けると、見事に裏切られた。
小百合だ。
何故か満面の笑みだ。

「何の用?」

「今朝のニュース見た?」

嫌な予感がする。

「いや、まだだけど…。」

「そうだろうと思った。」

笑いながら鞄から朝刊を取り出した。

「ここ見て!」

素直に指差した所を見てみた。

「!!?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ