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ペットではなく家族です。

第17章 金次、銀次の場合



千夏「金次、銀次」

金次「…」

銀次「…」

千夏「これからもよろしくね」

金次「…」

銀次「…」

千夏「相変わらず無視ですか」


自分は何故
二匹を引き取ったのか
一緒に暮らした事で情が湧いたのか
それともあの日の出来事が夢か現実かを
確かめる為か…


千夏「…あっ」

金次「…」

銀次「…」


一緒に暮らそう
その言葉に応えるように
二匹は千夏の膝の上でリラックスした

千夏の膝を片足ずつ
二匹で仲良く…


千夏「うんっ、よろしくね」


こうして
千夏と金次と銀次
一人と二匹の新たな生活が始まった





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