テキストサイズ

ペットではなく家族です。

第18章 寛一の結末



寛一「仕事、仕事に戻らなきゃ…」

葉子「…」


一方的なセックス
自分が満足すればそれで終わり

だけど仕方ない
今の寛一は情緒不安定で
相手の事を思いやり考える余裕は全くな
かった


葉子「…寛一」

寛一「仕事、仕事しなきゃ…」

葉子「あ…っ…」

寛一「仕事…仕事…」

葉子「…」


数日後
葉子はまた病院へ向かった
もちろん黒田正行、彼に会いに行く為

そして最終計画を実行する為だ


葉子「院長先生、こんにちは」

正行「葉子さん!!よかった、またこう
して会えて」

葉子「私もです」

正行「ちょっと待っててください、すぐ
仕事終わらせますから」

葉子「…」


冷静を装っていたが
セックスしたいのが見え見え
だけど葉子は正行とセックスする気は
一切ない


葉子「お忙しいようですし私、病院内を
見学して来ますね」

正行「すぐ追いかけますから」

葉子「はいっ」


だけど今日は正行にとって忘れられない
特別な一日になるであろう
色々な意味で…


葉子「待ってますね」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ