ペットではなく家族です。
第4章 ケンの場合
タクミ「うわぁ…痕付いてるよ…」
ケン「俺が舐めてあげる」
タクミ「やめろ」
ケン「えぇ~」
タクミ「…ったくよぉ」
行為が終わり
手と首の首輪を外してくれたが
手首にはしっかり縛られた痕が残ってし
まった
タクミ「夜までに消えるかな…」
ケン「また仕事?」
タクミ「仕方ないだろう、生きていく為
には働かなきゃいけないんだよ」
ケン「ふ~ん」
タクミ「風呂入ろう…」
ケン「じゃあ俺も」
タクミ「お前は後、後で入れてやるから
待ってろ」
ケン「えぇ~」
タクミ「えぇ~じゃない」
ケン「…」
着替えを手に風呂場へ向かったタクミ
手始めに
熱いシャワーを浴び
体内からケンの精液を出し切り
休憩を挟みながら熱い湯舟に数時間浸か
った
タクミ「少しは薄くなったかな…」
どうにかこうにか
手首の痕は少しだけになった
この調子でいけば夜には目立たなくなる
はず
残す問題は…
タクミ「残すはケンか…」
人間になったケン
人間とはいえ元々は飼い犬
追い出すわけにいかないし一緒に住むと
いっても
タクミ「どうするかな…」