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友恋

第2章 第一印象






それでも悠樹は、とても嬉しそうな顔を私に見せると満足そうに顔を机に伏せた。







寝るのかい。









ガラッッ






図書室のドアが開く音にみんなが反応した。






「一之瀬くん。副委員長が何堂々と遅刻して来てるの。」




三つ編み先輩は呆れ口調で彼に言った。




「委員長がいるんだから、俺いらないっしょ。」



彼は適当感を放出しながら、キョロキョロと座る席があるか見渡した。




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