テキストサイズ

友恋

第10章 ナミダ






そのとき。



キィッ…


扉がゆっくりと開いた。



ドクンッ


私は入ってくる外の光に恐怖を覚える。




…誰?




ギシッ…


光が反射して顔が見えない。



ギシッ…


私は少し後退し、身体を固まらせる。




「うっわ、なにこれホコリ臭っ。」



この声って…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ