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友恋

第10章 ナミダ






ガタイの良い男たちが旧図書室に集結した。



ドクンッ


嫌な予感がする。



「ケータイ繋がんねーんだもん、探したぜ。」


一人の金髪男が“夏実”先輩の肩に手を回す。



「お、これが“例の子”?」


ドクンッ


男たちの視線が私に集まる。



「中々可愛いじゃん。」


金髪男は先輩から離れ、私へと近づいて来た。




や、やばい。

激しく身の危険を感じる。



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