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友恋

第10章 ナミダ






「達也先輩!違います!」


“夏実”先輩が叫んだ。


金髪の男が振り返る。



「…違う?」


「その子は…たまたまここにいただけで…関係ないんです。」


小さな声で訴える彼女。




一体何がどうなっているんだ。

とりあえずこの金髪男は“夏実”先輩より年上ということだけは分かった。


そして私を誰かと間違えてい…る?




「ふぅーん?」


金髪男は納得しかねているようだ。



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