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友恋

第10章 ナミダ







プルルルル



「…お前、何してんだ。」


金髪男が私が耳元にケータイを当てているのに気づいた。



「あんまふざけた真似してんじゃねーぞ!」


金髪男が私の方へと急ぎ足で向かってくる。



お願い出てっ…!




プル…


「ゆ…「助けてっ!!」


コール音が消えた瞬間、私は叫んだ。



ドンッ!!


「いっ…た…」


気づけば私は突き飛ばされていた。



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