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友恋

第10章 ナミダ






ドサッ


衝撃で私は床に倒れ込む。



頬がヒリヒリと痛む。


なんで知らない男にこんな傷つけられなきゃいけないんだ。



「優姫ちゃーん。」


「ゲホッ…」


男が私に馬乗りしてくる。



「あーあ。ほっぺが赤くなっちゃったね。俺が叩いたらこうなったって考えると…ゾクゾクする。」



パンッッ


さっき叩かれた頬とは逆の頬を平手打ちされた。



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