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友恋

第10章 ナミダ






「あれぇ、優姫ちゃん泣いてくれないの?」



…泣く?

なんで?


なんでお前のために泣かなきゃいけないんだ。




「優姫ちゃんの泣き顔見たいんだけどなぁ。」



プチッ


プチッ


男が私のブラウスのボタンを外し始める。




やめて。


そう言いたいのに声が出ない。



「かーわいい、ピンクのブラジャー。」


私は上半身が淫らな格好になった。


男の手が私の胸へと伸びる。




やめて。

触らないで。



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