テキストサイズ

友恋

第11章 特別







「ゆうのこと…ありがとうございます。助けてくれたことは、感謝します。」



悠樹の言い方がどことなく刺のある言い方に聞こえてしまったのはなぜだろう。




「…どーいたしまして。」


蓮はそう返すと、暗闇へと消えてしまった。




「よし、じゃぁ私達も帰ろっか。」


ケータイの操作を終えた楓が、私の腕に引っ付きながら言った。










































「じゃ水無さん、ゆうのことよろしく頼むわ。」


楓の家まで私の荷物を運んでくれた悠樹が軽く頭を下げた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ