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友恋

第11章 特別







「優姫、ココアと紅茶どっちが良い?」


「んー、今はココアの気分かな。」



「じゃぁ私入れてくるから、先に部屋行ってて?部屋は階段上って直進したとこにあるから。」


楓が、階段を指さしながら言う。



「あ、わかった。」


私は首を縦に振る。



「お嬢様、お飲み物なら私が準備しますから…「いーの、私のことだから私がする。雅は優姫の荷物持ってあげて。」


「…かしこまりました。」


雅さんは不服そうな顔をしつつも、楓の要求を受け入れた。



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