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友恋

第11章 特別







「では優姫様、ご案内致します。」


雅さんは私が持っていた荷物を手際よく取ると、楓の部屋へと向かった。




























ガチャッ


「こちらがお嬢様のお部屋となります。」


「うわぁー、すごい…」


目の前に広がるキラキラとした明かりに目眩がしそうになる。


ベッドは見るからにふわふわそう。


天井には豪華なシャンデリア。


大きなソファに大きなテーブル。


良くも悪くも、普段の楓からは想像ができない部屋だ。



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