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友恋

第4章 名前





「じゃ、これからは私が優姫にメロンパンを届けるね!」


楓が見事なドヤり顔を見せてきたので、私はまたクスッと声が漏れてしまった。




「優姫はそこの柱で待ってて!」


「わ、分かった。」


楓が指を指した方向にある柱を確認しながら、私は返答したが楓はすでに群れの中へと進んでいた。



私は言われた柱に寄っかかりながら、群れの中にいる楓の姿を探した。








あ、頑張ってメロンパン取ってくれてる。

あれ?手に取ったと思ったら戻してる。

違うパンだったのかな?


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