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友恋

第6章 表情






ーーーー… 



「橘くんセンスあるー!これ優姫にピッタリだよ。少し可愛すぎる気もするけど。」


悠樹からもらったメロンパンダのキーホルダーを見ながら、楓が言う。



「またそーやってバカにして。」


私は楓からメロンパンダのキーホルダーがついた筆箱を取り返す。



「てへっ。でも、優姫と橘くんってほんとに仲良いよね。」


楓が机に肘を付きながら言った。



「幼なじみだからね。」


「ドラマとか小説だと、幼なじみとの恋愛とかってよくあるけど、優姫はそういうのないの?」


楓が首を傾げる。


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