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Another World Warning

第2章 生存

僕は歩きながら、周りの景色を眺めていた。

僕の家の斜め向かいには、幼馴染みの長谷颯斗(ながたにはやと)が住んでいる家がある。

颯斗は僕より1つ年上だが、小さい頃から仲が良く、よく遊んだりしたものだ。

また彼はゲーマーでもあるので、ゲームの攻略法なんかもよく聞きに行った。

しかし最近はあまり遊んでいない。 今度にでも家に押しかけてやろうか。

懐かしいなあ… 大学はどこに行ったんだろう。 頭も良かったから良い大学に入ったんだろうなあ…

歩きながら懐古する。

そういえば今日は土曜日だからか車がよく通る。

姉も今日はどこか出掛けるって言ってたかな。 どうでもいいことだけれど。


みたいなことを考えてるうちに、家から一番近いコンビニの前を通りがかった。

立ち読みでもするか、と僕はそのコンビニに入った。

たいていのコンビニは入ってすぐ右に曲がると本が置いてある。 このコンビニも然り。

小説、漫画、雑誌… ん?

僕は無意識に、あるゲーム雑誌に目がいった。 この無意識は条件反射ではない。 と思う。
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