無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ぁっ、はぁ、」


キスしてる最中に、
また腰を動かし始めて。

さっきみたいに激しいのじゃなくて
ゆっくりゆっくり抽送してきて。

それも気持ちよくて、
でも、激しくされる方が好きで。

イくには刺激が足んなくて。


「ニノ、いっぱいキスしたね、
満足した…？」


至近距離で、吐息交じりで、
そんなこと言われたら…


「まだっ、足んない…っ、」


上も下も、相葉さんで
いっぱいにしてほしい。
隙なんかないくらい。

そんな恥ずかしいことは
流石に言えなかったけど。

それでも相葉さんは
俺が望んでくれるようにしてくれる。


「んぁ、んんっ、」

「ね、ニノ、キス、」

「したいっ…きすっ…」


相葉さんの言葉を遮ってでも、
キスがしたくて。

上も下も繋がってたくて。


「…ほんと、かわいーんだから。」


可愛い


そんな言葉も嬉しくて。

ただ、相葉さんに言われたってだけで
胃の辺りが温かくなる。


「んっ、ふ、」

「ね、動くよ？」

「ふぁ、んっ、…っ、」


腰に負担かからないように
俺のことを膝の上にのせてくれて。

そんな優しい気遣いが
嬉しくて。

自分の体重の分、
相葉さん自身が深くまで届いて。

キスまでされて、
もうほんとにとろとろで。


「ぁんっ、あっ、やっ…」


自分の口からとめどなく出る甘い声に、
自分が一番興奮していた。