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ずっと考えてる……。


でもやっぱり琴菜が自殺だなんて……。


「翔悟は心当たりないの？琴………菜ちゃん、だっけ？その子が自殺した理由。」


千菜が少し曇った顔で言った。


「昨日は普通に喋って帰ったし…今日も本人から休むってメール来たんだよな……。」

そういって千菜に俺の携帯に届いた琴菜のメールの文章を見せた。


見るなり、千菜は考え込んで出した答えが


「それ、犯人が送ったとか………違うかな…？文章が怪しい。仲いいなら、敬語なんて使わないじゃん？」

という俺もなんとなく思ってた答え。

「確かにな……」

頷くことしかできない。

千菜は、
「とにかく、あの子は自殺する理由なんてなかったんでしょ？なら、他殺ってことしかないじゃない…？」
と話をまとめた。

すると、

「何を二人で盛り上がってるんだい？」

経俊が俺も交ぜろと言わんばかりに話に入ってきた。


まぁ……人が多い方が証拠とかは探しやすいかな…。

「琴菜のことについて、桃山と考えてたんだ。手伝ってくれる？」

すると、満面の笑みで

「もっちろん！！！」

と叫んだ。


暗い雰囲気のクラスメートの視線が突き刺さる。


俺の隣からも、痛い視線が突き刺さっていたような気がした。


「…………」