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∞Love sick be in love∞

第2章 oh my lover!

玄関で靴を脱ぎ、リビングへ向かった。
ヤスの部屋は相変わらず物が溢れている。
まぁ、この感じが何となく好きではあるんだけど。
とりあえず俺は、リビングのソファに座ってヤスが来るのを待った。

「すばるくん」

気付けば、ヤスは隣に座っていた。
いつもの笑顔じゃなくて、すごく真剣な顔。
どう返事していいのか分からず、俺は無言を返した。

「すばるくん、なんで僕が不機嫌か分かってる?」
「・・・・・分からん」
「ホンマに分からんの・・・・・?」
「収録中になんかやらかしたんやろなーとは、思てるけど」

最後の方は、なんかもう、声が小さくなっている。

「ふーん・・・・・」

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