剛チェイ
第2章 お題→剛チェイ☆
「…はぁ、私も大変だなぁ…、意外と、」
…小さくボヤく
ふと、前にりんなのもとに大量の難しい案件が重なってしまった出来事、
特状課通称:‘りんなショック’
を思い出す…、
あの時、あまりの量と忙しさ、依頼の難しさに睡眠不足になり余計てんてこまいになってしまったりんなをみかねた霧子が居酒屋に連れて行ったのだが‘ヤケ深’をしてしまったりんながぽろりとこぼした愚痴、
『い~よねぇ、霧子ちゃんは…、何だかんだいっても、“普通女の子にこれ頼まないでしょ~!”って量のとかぁ…そういうレベルの仕事、までは来ないんだしさぁ~、アタシなんか、アタシなんかぁ~…』
まぁ、だいぶ酔ってたし…、いろんな意味であの量ならこんな愚痴が出たって仕方がない、それに自分から愚痴を聞くつもりで連れて行ったわけだし、この話自体だいぶ前のこと…状況も状況だし、そう気にしなくても良いんだけどね…
この出来事、実は秘かに、私の中では通称:第2のりんなショック
いや、霧子ショックが正しいかな…、なんて…思わず笑ってしまう、
「あぁ~っ!そ~だ、霧子ちゃん!思い出した!!」
「えっ、本当ですか!!泊さんは、何処に、!!!」