秘密のおとぎ夜話
第5章 【白雪姫】王子様
娘は眠っているようであるのに、美しい花でしつらえられた台の上に横たわり、人形のように飾られている。
不思議に思いながらも、ひきよせられるように、王子は娘のほほに指を滑らせた。
反応はないが、肌はつややかで柔らかく、体温を持っている。
王子の長く美しい指は首筋へ、胸元へと移動しながら、真っ白な肌を撫で上げる。
誰から教えられるわけでもなかったが、王子の指先には女たちを狂わせる何かが備わってでもいるかのようで、どんな相手もその指に溺れた。
ゆっくりと服の留め具を外され、あらわになってゆく娘の肌が淡いピンクに染まっていくことも、王子にとってはいつもの風景。
ただ、まれにみる美しい肌と吸い付くような触り心地、そして眠りの中で無意識に高まっていく心拍や息遣いを感じて……
王子は夢中になった。
シングルベッドよりも少し狭い台の上で娘にのしかかり、乳房や腹部を唇と舌で味わいながら、スカートに手を進める。
粗末なスカートの中では、何も身に着けていない秘部がすでに涎を垂らし、ヒクヒクと収縮しながら王子の指を受け入れた。
(こんなに感じているのに、眠りから醒めないとは……)
今や娘の息は甘いリズムで吐き出され、腰は王子の指に合わせてくねり、秘部は熱くとろけて指を食い締めている。
娘の身体をむさぼりながら、王子は自身の高ぶりを持て余して躊躇した。
触れれば気づくものだと頭のどこかで理解していた王子は、目を覚ました娘が嫌がれば、やめるつもりだった。
(だがこれ以上したら…
止められない…)
不思議に思いながらも、ひきよせられるように、王子は娘のほほに指を滑らせた。
反応はないが、肌はつややかで柔らかく、体温を持っている。
王子の長く美しい指は首筋へ、胸元へと移動しながら、真っ白な肌を撫で上げる。
誰から教えられるわけでもなかったが、王子の指先には女たちを狂わせる何かが備わってでもいるかのようで、どんな相手もその指に溺れた。
ゆっくりと服の留め具を外され、あらわになってゆく娘の肌が淡いピンクに染まっていくことも、王子にとってはいつもの風景。
ただ、まれにみる美しい肌と吸い付くような触り心地、そして眠りの中で無意識に高まっていく心拍や息遣いを感じて……
王子は夢中になった。
シングルベッドよりも少し狭い台の上で娘にのしかかり、乳房や腹部を唇と舌で味わいながら、スカートに手を進める。
粗末なスカートの中では、何も身に着けていない秘部がすでに涎を垂らし、ヒクヒクと収縮しながら王子の指を受け入れた。
(こんなに感じているのに、眠りから醒めないとは……)
今や娘の息は甘いリズムで吐き出され、腰は王子の指に合わせてくねり、秘部は熱くとろけて指を食い締めている。
娘の身体をむさぼりながら、王子は自身の高ぶりを持て余して躊躇した。
触れれば気づくものだと頭のどこかで理解していた王子は、目を覚ました娘が嫌がれば、やめるつもりだった。
(だがこれ以上したら…
止められない…)