秘密のおとぎ夜話
第11章 【赤ずきん】猟師の仕事
「……えっ?」
心の底から意外そうな声を出す赤ずきん。
「…なんだよ」
少女の目線が自分の硬く張りつめたモノにくぎ付けなのを感じながら、従兄は少し不安気に聞き返す。
「だって。前にお風呂で見たのと違う…」
従兄のそそり立つものは、オオカミの大きさには届かないものの、美しいと言える顔立ちに似合わない猛々しさで赤ずきんを圧倒していた。
(これが…お兄ちゃんの……?)
「あのなぁ。…5年も前のと比べてんじゃねえよ。
俺はまた、さっきの誰かさんと比べられたのかと……」
「あっ、オオカミさんのはもうちょっと…きゃああん!!」
赤ずきんが話すのも構わず、従兄の熱い肉棒が一気にとろける蜜壺に埋め込まれる。
「やっ…おに、ちゃ…っおっきい…!!」
今日覚えたての圧迫感に再び苦悶の声を上げる赤ずきん。
身体は先ほどの熱狂を覚えていて、指で達したばかりの秘肉がキュウキュウと侵入者を締め上げる。
「すげ……ちぎれそう…」
壁に身体を押し付けられたまま、耳元に男の熱い息を感じて
「ひうっ」
赤ずきんがぴくんと肩を震わせる。
それを見た従兄はすぐには動かず、赤ずきんの耳を舐めたり甘噛みしては、声を上げさせる。
首筋を舐め、胸の先端を指でつまみ転がしながら、いつまでも動かない従兄。
いつしか赤ずきんは自分の腰をくねらせ、もどかしい快感に涙を流していた。
「どうした?腰が動いてるけど?」
従兄は意地悪くたずねる。
「おにいちゃん、気持ちいいのっ…ちくび気持ちいいと、おまんこ切ないのッ……」
涙をこぼしながら従兄を見つめ、叫ぶように「返事」をする。
「おちんちんで治療っ…もっとずぶずぶしてほしいよぉ…!!」
「くっ…おまえ……ほんとに今日初めてだったのかよ」
引き締まった従兄の腰が、身体の奥に残るオオカミの体液をかきだすように激しく動き出す。
数回も往復しないうちに、赤ずきんは四肢を強張らせ、「やぁ、もうイッちゃう!」と叫んでいた。