秘密のおとぎ夜話
第12章 【赤ずきん】祖母の憂い
あの猟師見習いくん、なかなかやるわね…
あたしにベッドを空けさせて、赤ずきんがつらくないように気遣って。
それでいてちゃんと赤ずきんの身体に自分を刻み込むように抱いている…
そうでないとオオカミに対抗できないものね。
あたしのような女がオオカミを受け入れ、猟師が「予防」や「治療」することで……村は女を取られることを防いでる。
オオカミのケモノのセックスは、ある種の女を虜にしてしまうから……
さっきは不覚にも、赤ずきんに見られることで激しくイッちゃって
寝てる間にオオカミが赤ずきんに手を出しちゃったわけだけど。
赤ずきんも、もう立派に女性の身体なのね。
まだまだ子どもだと思っていたけど…。
オオカミ族の激しい性行為を受け入れて、気持ちよかったっていえるくらい。
あの子は、「向いてる」のかもしれないわね…。