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秘密のおとぎ夜話

第12章 【赤ずきん】祖母の憂い



「あ…あっ…でて、る…
おに、ちゃ…あつぃ…」


「ん、はっ……赤ずきん…これが、治療な…。」


「ちりょう…すごいの…」

ぱたり。


あらあら。
気を失っちゃった。

まあ無理もないわね。

「足りない分は、あたしが相手になるわよ、猟師さん?」

まだギンギンの彼に声をかける。

身体もだけど、気持ちがおさまりきってないのがわかるから。

…………

すでにトロトロになっている場所に熱い塊を導きながら、あたしは残酷な言葉を吐く。

「赤ずきんはおそらく…オオカミと『お友達』の関係を続けるわ。

あなたはそのたびに治療をする…

それができる?」

青い瞳に獰猛さと悲しみをたたえて。
あたしを深く貫きながら、彼が答えた。

「それが俺の仕事なら…!」

「あああ…」


尽きることのない若い激情を受け止めながら、あたしは憂う。

娘を授かり、夫を亡くしてからこの役目を買って出たあたしとはちがって

赤ずきんは若すぎる。

繰り返す快楽の饗宴は、あの子の心に何をもたらすのか。

こんな…

終わりのない快楽が…

「あ…も、ゆるして…」

「おばさん、今日はイキっぱなしですね。赤ずきんと俺のセックス見て興奮したんですか?」

「そ…そんなことっ…あるかも……ああまた…おっきいのくるっ!!!」



………………



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