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秘密のおとぎ夜話

第16章 【赤ずきん】噂の真相 

「赤ずきんちゃんが結婚だって?」

「なんでも幼なじみの猟師と…」

「ああ、あの2人ならお似合いじゃないか!」

「めでたいことだよ」

「ただ、猟師の連れ合いは苦労するからね…
ほら、あの仕事があるだろう?」

「それに、森の中の猟師小屋に住むらしいじゃないか。普通は町に住まいを作るもんだけどね。」

「危なくないのかねぇ?オオカミの巣に近いところで、あんなかわいい子が…」

町の人々は若い2人を祝福しながらも、新居の場所には口々に心配の声を上げた。

しかし、お祝いや心配は口にしても、猟師の小屋まで訪ねていく者はひとりもいなかった。


その頃、猟師の小屋で繰り広げられるのは
婚姻の宴――――――

「あっああ!も、いっぢゃうっ!」

「俺の花嫁は気が早いな…まだ入れたばっか、だろ」
ズチュッ、ヌチュッ

「だって、こんなの…ガマンできな…っ
あっあっ、まって動かないでぇ!」

「赤ずきんちゃん…僕もガマンできないんだ。
僕の『 つがい』がかわいくて、もうっ」
グプッヌブッ

「やああっ…前も後ろも、だんな様のでいっぱい…こすれてっ!
すぐいっちゃうぅ!」


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